HOME

お知らせ

お知らせ(詳細)

News

お知らせ

【「話を聞いてるのに売れない…」を解決!売れる営業のヒアリング法を徹底解説】

2025.02.11

ブログ

はじめに
「ちゃんとお客様の話を聞いているのに、なぜか売れない…」
「ヒアリングしたはずなのに、提案すると『ちょっと検討します』と言われてしまう…」

こんな経験、ありませんか?

多くの営業パーソンが「ヒアリングの重要性」は理解しています。しかし、“聞くべきこと” を聞けていない ことが、売れない原因になっているのです。

実は、売れないヒアリングと売れるヒアリングには決定的な違いがあります。

❌ 売れないヒアリング:自分が聞きたいことしか聞いていない
→ 「この商品に興味はありますか?」
→ 「今、お困りのことはありますか?」

お客様が答えやすいように聞いているつもりでも、これでは単なるアンケートです。
お客様自身が 本当の課題に気づいていない 場合、こんな質問をしても核心に触れることはありません。結果、表面的な情報だけが集まり、提案が的外れになってしまうのです。

✅ 売れるヒアリング:見込客に必要なことを聞いている
→ 「なぜその方法を選ばれたのですか?」
→ 「もし〇〇が解決したら、どんな変化がありそうですか?」

売れる営業は、「お客様がまだ言語化できていない本当の課題」を探ります。
お客様が気づいていない “心の奥底にあるニーズ” を引き出し、そこに響く提案ができるのです。

例えば、ある企業の経営者が「コスト削減をしたい」と言ったとします。

売れない営業は、「どのくらい削減したいですか?」と聞きます。
しかし、売れる営業は、「なぜコストを削減したいのですか?」と掘り下げます。

そうすると、
「実は、資金を新しい事業に回したいんだよね。」
「今のコスト構造だと、うちの競争力が弱くなってしまって…。」
といった “真の目的” が見えてきます。

この違いが、商談の成否を大きく分けるのです。
あなたのヒアリングは、聞きたいことを聞いているだけになっていませんか?
この記事では、
✅ 売れないヒアリングの落とし穴
✅ 売れる営業が実践する「深掘りヒアリング」のコツ
✅ 現場で使える具体的な質問テクニック

を徹底解説します。

今日から実践できる「売れるヒアリング」の極意を学び、成約率をグッと引き上げましょう!


よくある『売れないヒアリング』の特徴
「お客様の話を聞いているのに、なぜか売れない…」
そんな営業に共通するのが、「ヒアリングが浅い」という問題です。

多くの営業は、お客様の言葉をそのまま受け取り、表面的な質問しかしていません。
しかし、それではお客様の本当の課題やニーズにたどり着けず、結果的に**「響かない提案」** になってしまうのです。

ここでは、売れない営業が陥りがちなヒアリングの特徴を3つ紹介します。

① YES/NOで終わる「アンケート型ヒアリング」
❌ 売れない質問例
・「今、何か困っていることはありますか?」
・「この商品に興味はありますか?」
・「現在のサービスに満足されていますか?」
お客様が「はい」「いいえ」で答えられる質問ばかりしていると、会話は広がりません。
しかも、お客様自身が課題を明確に把握していない場合、「特に困っていません」と言われて終わってしまう可能性が高いです。

✅ 売れる営業の聞き方
・「現在の業務の中で、一番時間がかかっているのはどの作業ですか?」
・「今のサービスで、もう少し改善できるとしたら、どんな点でしょう?」
・「もし◯◯の問題が解決したら、どんな影響がありますか?」
→ YES/NOで終わらず、お客様が考えて答えを出すような質問を投げかけることが重要です。

② 自社の商品・サービスありきの「押し付け型ヒアリング」
❌ 売れない質問例
「今のシステムより、この新機能が優れていると思いませんか?」
「うちのサービスの方がコスパがいいですよね?」
これらの質問は、一見お客様の意見を聞いているようで、実際は 「買わせるための確認作業」 になっています。
これでは、お客様の本当の悩みを知ることができず、信頼関係を築くことも難しくなります。

✅ 売れる営業の聞き方
「現在のシステムで一番ストレスを感じる部分はどこですか?」
「もし理想のサービスを作れるとしたら、どんなものになりますか?」
→ お客様が話しやすいように質問を設計し、まずは相手の言葉をしっかり引き出しましょう。

③ お客様の発言を深掘りしない「表面的なヒアリング」
売れない営業は、ヒアリングの中でお客様が発した言葉を「そのまま受け取る」だけで終わってしまいます。

例えば、お客様が「予算的に厳しいんですよね」と言ったときに、こんな対応をしていませんか?

❌ 売れない営業の対応
「そうですよね…。では、予算に合わせて調整します!」

この対応では、お客様が「なぜ予算的に厳しいのか?」という本質に踏み込めていません。

✅ 売れる営業の聞き方
「なるほど。具体的にどの部分が負担になっていますか?」
「他に優先したい投資先があるのでしょうか?」

このように深掘りすることで、実は 「コストの問題ではなく、上司の決裁プロセスに時間がかかるだけ」 という背景が見えてくることもあります。

→ お客様の発言を鵜呑みにせず、「なぜそう思うのか?」をさらに掘り下げることが重要です。

まとめ
売れないヒアリングには、次の3つの特徴があります。
❌ ① YES/NOで終わる質問ばかりで、会話が広がらない
❌ ② 自社の商品を売り込むための質問になっている
❌ ③ お客様の言葉をそのまま受け取り、深掘りしない

このようなヒアリングでは、どれだけ話を聞いても成約にはつながりません。

では、どうすれば「売れるヒアリング」ができるのか?
次のセクションでは、売れる営業が実践する 「深掘りヒアリングの極意」 を解説していきます!


売れるヒアリングの具体的な方法
売れる営業は、お客様の表面的な言葉だけでなく、「本当の課題」「心の奥にあるニーズ」 を引き出すことができます。
そのために必要なのが、「深掘りヒアリング」と「共感を生む質問」です。

ここでは、売れるヒアリングの具体的な方法を 3つのステップ に分けて解説します。

①「顕在ニーズ」ではなく「潜在ニーズ」を探る
多くのお客様は、自分の悩みを 明確に言語化できていません。
「◯◯を解決したい」と話していても、本当の課題は別のところにあるケースがほとんどです。

✅ 売れる営業のアプローチ
まずは、お客様が話している「表面的な課題」を聞きながら、その裏にある「真の課題」に迫る質問を投げかけます。

例えば、以下のような会話を想像してください。

🟢 営業:「今、業務のどの部分に一番課題を感じていますか?」
🔵 お客様:「今のシステムが使いづらくて、業務が非効率なんですよね。」

ここで終わってしまうのが売れない営業。
売れる営業は、さらにこう深掘りします。

🟢 営業:「具体的に、どの場面で使いづらいと感じますか?」
🔵 お客様:「データ入力に時間がかかるし、ミスも増えてしまうんですよ。」
🟢 営業:「なぜミスが増えてしまうのでしょうか?」
🔵 お客様:「入力作業が手動だから、単純ミスが起こりやすいんです。」

ここで、ようやく「業務効率の低下」という表面的な課題の裏に、「手動作業によるミス」が本当の原因 であることが分かりました。

→ このように「なぜ?」を繰り返し、お客様が気づいていない本当の課題を引き出すことが重要です。

②「未来志向の質問」でお客様の理想を引き出す

売れる営業は、お客様の 「過去・現在」だけでなく「未来」 に目を向けさせます。

✅ 未来志向の質問例
・「もし今の課題が解決できたら、どんな変化がありそうですか?」
・「3年後、理想的な業務環境はどんな状態でしょうか?」
・「成功したとしたら、一番喜ぶのは誰だと思いますか?」
これらの質問をすることで、
お客様は 「この課題を解決すると、どんな良いことがあるか?」 を具体的にイメージできます。

例えば、「3年後、理想的な業務環境は?」と聞かれたお客様が、
「もっとスムーズに業務が進んで、チームの負担が減っている状態ですね」と答えたとします。

その瞬間、営業は「業務の効率化だけでなく、チーム全体の負担軽減が重要なポイントだな」と理解できます。
ここから、「では、負担を減らすためにはどんな仕組みが必要でしょう?」と、さらに踏み込むことができるのです。
→ お客様に「未来の成功」をイメージさせることで、成約の可能性を高めます。

③「共感」と「ストーリー」で信頼を築く
ヒアリングは「質問の連続」ではなく、お客様との 対話 です。
売れる営業は、質問を投げかけるだけでなく、「共感」と「ストーリー」を活用し、お客様との信頼関係を築いていきます。

✅ 共感のポイント
・「なるほど、それは大変ですよね。」(共感を示す)
・「実は、他のお客様も同じ悩みを抱えていました。」(安心感を与える)

✅ ストーリーの活用
「実は、先日ご相談いただいたA社さんも、全く同じ悩みを持っていました。
A社さんでは、業務効率を改善したことで、残業が30%削減され、社員の満足度も上がったんです。」

このように、他社の成功事例を話すことで、お客様は「自分たちもそうなれるかも」と思えるようになります。

→ 共感とストーリーを活用し、ヒアリングを「心を動かす時間」に変えることが大切です。

まとめ
売れるヒアリングを実践するには、以下の3つのステップを意識しましょう。
✅ ①「なぜ?」を繰り返し、潜在ニーズを引き出す
✅ ② 未来志向の質問で、お客様の理想の状態をイメージさせる
✅ ③ 共感とストーリーを活用し、信頼関係を築く

この3つを実践すれば、「聞いているのに売れない…」という悩みは解決できます!

次のセクションでは、「売れるヒアリングを実践する際のコツと注意点」 を解説します。


売れるヒアリングを実践する際のコツと注意点
「売れるヒアリング」を身につけても、実際に商談の場で上手く活用できなければ意味がありません。
ここでは、ヒアリングを 実践する際に意識すべき重要なポイント と 陥りがちなミス について解説します。

①「話を聞くこと」が目的にならないようにする
ヒアリングの目的は、お客様の本当の課題を見つけ、最適な解決策を提案すること です。
しかし、多くの営業が「しっかり話を聞かなきゃ」と思うあまり、次のような状態に陥ってしまいます。

❌ 「聞くだけで終わる営業」の特徴
・お客様の話をとにかくメモしているが、次の展開につなげられない
・たくさん質問をするが、最後に「ありがとうございました」で終わってしまう
・課題を聞いただけで、解決策を伝えられない
これでは、せっかくのヒアリングが「単なる情報収集」になってしまい、商談が前に進みません。

✅ 「売れるヒアリング」の流れ
1.お客様の話を引き出す(深掘り質問をする)
2.お客様の言葉を要約して確認する(「つまり◯◯ということですね?」)
3.課題の本質を整理する(「この問題を解決することで△△が改善しますね」)
4.提案につなげる(「実は、〇〇のような方法があります」)
→ ヒアリングは「聞いて終わり」ではなく、「次のアクション」につなげることが重要です。

②「お客様が話しやすい空気」を作る
ヒアリングの場では、営業の質問に対してお客様がどれだけ本音を話してくれるか が成功のカギを握ります。
しかし、多くの営業が「間違ったアプローチ」で、お客様の警戒心を高めてしまっています。

❌ お客様が話しづらくなるNG行動
・いきなり深い質問をする(「御社の経営課題を教えてください」など)
・過度にメモを取る(お客様が萎縮する)
・間を空けずに質問を畳みかける

✅ お客様が本音を話しやすくなる工夫
・アイスブレイクを入れる(「今日はお忙しい中ありがとうございます!」など)
・簡単な質問からスタートする(「最近の業務で特に気になっていることは?」)
・適度な相づち・共感を入れる(「なるほど、それは大変ですね」)

お客様がリラックスして話せる環境を作ることで、より深い情報を引き出せるようになります。

③「聞く」だけでなく「整理して伝える」
お客様の話をそのまま受け取るだけでは、ヒアリングの意味がありません。
重要なのは、お客様が話した内容を整理し、分かりやすく要約して伝えること です。

例えば、次のようなトークが有効です。
✅ 整理して伝える営業のトーク例
「なるほど。今のお話をまとめると、
・現在のシステムでは、入力作業に時間がかかる
・それによって業務全体の効率が落ちている
・本当は、この時間をもっと重要な業務に使いたい
ということですね?」

お客様が「そうです!」と納得すれば、商談はスムーズに進みます。

④「価格の話」に持ち込まれる前に価値を伝える
売れない営業ほど、商談の早い段階で「価格」の話になりがちです。

❌ 価格の話になってしまうNGパターン

・「どのくらいのご予算をお考えですか?」といきなり聞く
・競合と比較される前提で価格を提示する
・お客様が「高い」と言った時にすぐに値下げを考える
価格の話になると、お客様は「コスト削減モード」になり、商品の価値を感じにくくなります。
そこで、価格の前に 「価値を伝えるヒアリング」 をすることが重要です。

✅ 価値を伝えるための質問
・「もしこの課題が解決できたら、どれくらいのコスト削減や業務効率化ができそうですか?」
・「〇〇の問題を放置した場合、どんなリスクが考えられますか?」
・「改善できた場合、御社のビジネスにどんな影響がありそうですか?」
お客様自身に「このサービスには価値がある」と納得してもらえれば、価格の話になっても成約率は格段に上がります。


まとめ
ヒアリングを実践する際の重要なポイントは、次の4つです。

✅ ①「聞いて終わり」にせず、提案につなげる
✅ ② お客様が本音を話せる空気を作る
✅ ③ お客様の話を整理し、分かりやすく要約して伝える
✅ ④ 価格の話になる前に、しっかり価値を伝える

これらを意識すれば、ヒアリングの精度が上がり、「聞いて終わる」営業から「売れる営業」へと変わることができます!


貴社の場合はどうでしょうか?
ここまで「売れるヒアリング」と「売れないヒアリング」の違いについて詳しく解説してきました。
では、貴社の営業チームは 本当に売れるヒアリングができているでしょうか?

以下のチェックリストを見ながら、現在のヒアリングの精度を自己診断してみてください。

✅ 売れるヒアリングができているか?チェックリスト
☐ お客様の表面的な悩みだけでなく、本当の課題を引き出せているか?
☐ 「なぜ?」を繰り返し、深掘りした質問ができているか?
☐ YES/NOで終わる質問ではなく、会話が広がる質問ができているか?
☐ お客様が本音を話しやすい雰囲気を作れているか?
☐ 価格の話になる前に、価値をしっかり伝えられているか?

もし、1つでも「できていない」と感じる部分があるなら、ヒアリングを改善するだけで、成約率は大きく変わる可能性があります!

貴社の営業チームに「売れるヒアリング」を導入しませんか?
営業力の差は、「センス」ではなく「スキル」です。
そして、そのスキルの中でも 「ヒアリング力」 は最も重要な要素の一つ。
✔ ただ聞くだけでなく、本当の課題を引き出せるヒアリング
✔ 提案前に、お客様自身が「これが必要だ」と納得できるヒアリング
✔ 価格勝負ではなく、価値で勝負できるヒアリング
こうした「売れるヒアリング」を身につけることで、営業の成果は飛躍的に向上します。

「売れるヒアリング」を強化したい方へ
もし「うちの営業チームのヒアリングをもっと強化したい!」と感じたら、ぜひご相談ください。
✔ 貴社の営業スタイルに合わせたヒアリングトレーニング
✔ ロールプレイングによる実践的なスキル向上
✔ 商談の勝率を上げるトークスクリプトの作成支援

など、貴社の状況に合わせた実践的なアドバイス を提供できます。

「ヒアリングを変えるだけで、営業の成果はここまで変わるのか!」と実感していただけるはずです。

ぜひ一度、「売れるヒアリング」の重要性を営業チームで共有し、実践に移してみてください!

まとめ
✅ 売れないヒアリングは「聞きたいことしか聞いていない」
✅ 売れるヒアリングは「本当に必要なことを聞いている」
✅ お客様の「本当の課題」を引き出し、価値を伝えることが成功のカギ

貴社の営業チームのヒアリング、見直してみませんか?

Shine Labo わんぱく

〒530-0028 大阪市北区万歳町3-12