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【なぜ、多くのセールスマネージャーが育成に失敗するのか?】

2024.08.14

ブログ

はじめに

セールスマネージャーとして、
チームを率いる責任は非常に大きいものです。

特に、セールスパーソンの育成は、
チーム全体の成果に直結する重要な任務です。

しかし、現実には、
多くのセールスマネージャーが育成に失敗してしまい、
チームのパフォーマンスが低迷するケースが少なくありません。

この記事では、
その原因を探り、どのようにすれば成功する
育成ができるのかを考えてみたいと思います。


結論

多くのセールスマネージャーが育成に失敗する理由は、
セールスの定義や育成目標が曖昧であること、
属人化が進んでいること、

そして、
現場主義に偏り過ぎてトレーニングやマニュアルの
更新が疎かになっていることが主な原因です。

これらの問題を解決するためには、
セールスの明確な定義とその言語化、属人化の解消、

そして、
現場とトレーニングのバランスを取ることが不可欠です。

また、営業研修やセールス研修を積極的に活用することで、
育成の効果をさらに高めることができます。


3つの理由

1.セールスの定義ができていない
セールスという言葉は広義に使われることが多く、
具体的に何を指すのかが曖昧になりがちです。

さらに、一部のセールスマネージャーは
「セールス=売ること」という単純な定義を教えていますが、
これが大きな問題となります。

セールスは単に商品やサービスを売ることだけでなく、
顧客のニーズを理解し、最適な解決策を提供することです。

セールスの定義が狭すぎると、
セールスパーソンが単に売り込むことに集中してしまい、

顧客との信頼関係を築くことができず、
結果として育成が失敗に終わることが多いのです。

2.セールスの属人化
セールスパーソン一人ひとりが持つスキルや
経験は異なりますが、それが特定の個人の能力に
依存する形で進行していると、育成が困難になります。

属人化が進むと、その人が持つノウハウや
成功体験がチーム全体に共有されず、
再現性のある結果を出すことが難しくなります。

結果として、育成が特定の個人に依存することになり、
チーム全体の成長が阻害されるのです。

3.現場主義でトレーニング不足
現場での実践は確かに重要ですが、
それだけに頼りすぎると、
理論的な知識や応用力が不足するリスクがあります。

セールスパーソンは日々の業務で手一杯になりがちで、
体系的なトレーニングがないまま現場での経験だけで
進行してしまうと、長期的には限界が訪れます。

現場主義に偏りすぎた結果、
トレーニングが疎かになり、
育成がうまくいかないケースが多々見受けられます。


3つの根拠

1.セールスの定義と言語化の重要性
明確なセールスの定義を持つことは、
育成の基礎となります。

セールスマネージャーがセールスを
自分の言葉で説明できることが重要です。

「セールス=売ること」という狭い定義を脱却し、
顧客との信頼関係構築や価値提供を
含む広範な定義を採用することで、
チーム全体に共通の目標と方向性が生まれ、
一貫性のある育成が可能になります。

さらに、セールスパーソンに対して具体的な
フィードバックを提供する際も、この定義が役立ちます。

2.属人化のリスクとその解消法
属人化が進むと、チーム全体のパフォーマンスが
特定の個人に依存することになり、
継続的な成果が難しくなります。

このリスクを解消するためには、
成功体験やノウハウを体系化し、
全員が共有できる環境を作ることが重要です。

これにより、属人化を防ぎ、
誰でも一定の成果を出せる仕組みが構築されます。

3.現場とトレーニングのバランスの取り方
現場での実践と体系的なトレーニングのバランスを
取ることが、育成成功の鍵となります。

実践で得られる経験は貴重ですが、
それを理論的な知識で裏付けることで、
セールスパーソンはより効果的に成長できます。

トレーニングを計画的に行い、
現場での経験を補完することで、
育成の効果を最大化できます。


育成が上手くいかない場合の弊害

セールスマネージャーが育成に失敗することで、
チームや会社全体に深刻な影響を及ぼすことがあります。

以下に、代表的な弊害3つを挙げます。

1.セールスパーソンの離職
育成がうまくいかないと、
セールスパーソンは自分の成長が感じられず、
モチベーションが低下します。

その結果、他社への転職を考えるようになり、
離職率が高まることがあります。

特に、有能な人材が離職すると、
会社にとって大きな損失となります。

2.採用費用の継続による経費の負担
セールスパーソンの離職が続くと、
新しい人材を採用するための費用が継続的に発生します。

採用プロセス自体にコストがかかるだけでなく、
新人の育成にも時間と費用がかかるため、
会社の経費負担が増加します。

このような無駄なコストは、
会社の成長を阻害する要因となります。

3.会社の停滞
セールスパーソンの育成が上手くいかないと、
チーム全体の成果が停滞し、
会社の成長にも悪影響を及ぼします。

セールスチームが十分なパフォーマンスを
発揮できないと、売上が伸び悩み、
会社全体の発展が阻害されるリスクが高まります。

これは、競合他社に対しての競争力の低下を招き、
長期的には市場シェアの喪失につながる可能性もあります。

営業研修やセールス研修の有用性

セールスパーソンの育成には、現場での経験だけでなく、
営業研修やセールス研修の活用が非常に有用です。

これらの研修は、
セールスの基礎から応用までを体系的に学ぶ機会を提供し、
実務での応用力を高めることができます。

また、最新のセールス手法やトレンドに
関する知識を得ることで、

セールスパーソンはより効果的に
仕事を進めることができます。

さらに、研修を通じて得た知識を共有することで、
チーム全体のスキルアップが図れます。

セールスマネージャーとして、
これらの研修を積極的に取り入れることで、
育成の成功率を大きく向上させることができるでしょう。


まとめ

セールスマネージャーが育成に失敗する理由には、
セールスの定義が曖昧であること、
属人化が進んでいること、
そして現場主義に偏りすぎていることが挙げられます。

これらの問題を解決するためには、
セールスの定義を明確にし、
それを言語化してチーム全体に共有することが必要です。

また、属人化を防ぐための仕組み作りや、
現場とトレーニングのバランスを取ることで、
効果的な育成が可能になります。

さらに、営業研修やセールス研修を
積極的に取り入れることで、
セールスパーソンのスキルを体系的に高め、

チーム全体のパフォーマンス向上を
図ることができます。

成功する育成には、
これらの要素をしっかりと
押さえた上でのアプローチが不可欠です。

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 記事発信責任者  荒田 忠輝

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