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【営業の成功は独立のパスポートではない!廃業に至る3つの理由】

2024.08.15

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はじめに

独立して起業を考える
営業パーソンは多いかもしれません。

営業のスキルがあれば、
自分の力でビジネスを立ち上げ、
成功を掴めると考えるのは自然な流れです。

しかし、現実は甘くありません。

営業の成功が、そのまま独立起業の
成功につながるとは限らないのです。

この記事では、
営業力だけでは乗り越えられない起業の厳しさ、
そして、廃業に至る3つの理由を掘り下げていきます。

1. 企業の看板の力を過小評価している

まず、営業パーソンが成功している理由の一つに、
「企業の看板」があります。

あなたが営業で結果を出しているのは、
もしかすると企業のブランド力や信頼性に
支えられている部分が大きいかもしれません。

例えば、大手企業に所属していると、
取引先からの信頼度が高まり、
商談がスムーズに進むことがあります。

その結果、成約率が上がり、
営業としての成果が出やすくなるのです。

企業に勤めているとき、あなたは
「〇〇株式会社の〇〇さん」として
社会的信用を得ています。

この信用は会社の名前によって支えられており、
その力があなたの営業活動を後押ししているのです。

特に大手企業に勤めている場合、この信用力が強く、
その結果を自分の実力と勘違いしてしまうことがあります。

しかし、独立して起業すると、
その信用は一瞬で消えます。

企業を辞めた瞬間に、ただの人となり、
企業の看板の力を失うのです。

もしも、この現実を理解せずに、
企業時代の信用力に依存したまま独立を考えると、
痛いしっぺ返しを食らうことになるでしょう。

私自身、某大手不動産会社や某大手住宅メーカーで
トップ営業を務めた方々が独立開業しているケースを
数多く見てきました。

しかし、その中で3年以上事業を続けている人は、
経験上、10%にも満たないという現実があります。

企業の看板が外れた瞬間、
その強みがどれほどのものであったかを
実感することになるのです。

さらに、企業のサポート体制も見逃せません。

マーケティング、広告、人材など、
企業が提供しているリソースは、
営業活動において大きな助けとなっています。

独立後は、これらをすべて自分で手配しなければならず、
コストも時間もかかるのです。

2. 成功覚悟のない独立は「独りよがり」になる

独立を考える際に、
しっかりとしたビジョンと覚悟が必要です。

ただ「営業が得意だから独立しても大丈夫だろう」と
いった軽い考えでは、成功するのは難しいでしょう。

独立は、個人の努力だけでなく、
周囲の協力や長期的なビジョンが必要不可欠です。

「独りよがり」とは、自分の能力や経験だけに過信し、
他者の意見や助言を聞かない姿勢を指します。

この状態では、ビジネスの成長が止まり、
やがて廃業に追い込まれる可能性が高まります。

独立には、多くのチャレンジが伴いますが、
それを乗り越えるためには、他者からの
フィードバックやサポートが必要です。

成功覚悟とは、どんな困難が待ち受けていても、
それを乗り越える強い意志と計画を持つことです。

もしも、起業に対する明確なビジョンや
準備が不足している場合、独立はただの
独りよがり」に終わってしまう可能性が高いのです。

3. 「誰の?何を?なぜ?」に答えられない

起業の最低条件として、
自分が提供する商品やサービスが
誰のために?」「何を?」「なぜ?
提供するのかを明確にすることが重要です。

この問いに答えられないまま独立すると、
ターゲットが不明確なビジネスとなり、
マーケットでのポジショニングが曖昧に
なってしまいます。

多くの不動産仲介業者が、
営業でトップに立ったという自信をもとに
独立を考えるケースを目にします。

しかし、これには大きな落とし穴があります。

不動産仲介ができるから
独立してもうまくいくというのは幻想です。

なぜなら、
具体的なビジョンや戦略が欠けているからです。

例えば、「誰のために?」の問いに対して
「不動産を探している人のため」と答える人がいます。

また、「何を提供するのか?」に対して
「不動産を提供する」とし、

「なぜそれが必要なのか?」と問われれば
「スキルがあるから」と答えることが多いですが、

これはあまりにも稚拙で短絡的です。

このような考え方で独立を試みると、
競合他社に勝つことは非常に難しいでしょう。

万一、このような考えで
独立開業をしようと思うのであれば、
すでに失敗に向かっていると言っても
過言ではありません。

このような稚拙なビジネスモデルでは、
(ビジネスモデルとも言えませんが…)
独立しても長続きすることは難しいです。

具体性と差別化がないままでは、
競争が激しい市場での生き残りは厳しくなります。

「誰の?何を?なぜ?」に対する答えをしっかりと見つけ、
ビジネスの軸を明確にすることが、
独立起業の成功の鍵となるのです。

まとめ

営業の成功は確かに大きな力ですが、
それだけで独立起業が成功するとは限りません。

企業の看板の力に依存していることを理解し、
独立には覚悟とビジョンが必要であることを忘れずに。

また、ビジネスの核となる「誰の?何を?なぜ?」に
答える準備が整っているかどうかも、成功への鍵となります。

独立には多くの挑戦が伴いますが、
それを乗り越えるためには、
しっかりとした準備と計画が必要です。

営業力だけに頼らず、総合的な視点で起業を考え、
リスクを最小限に抑えるための対策を講じることが重要です。

あなたのビジネスが成功し、
長く続けられるものとなるために、
今一度自分を見つめ直してみてください。

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