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【社長が営業の主役でいいの?倒れたとき、会社が抱える本当の危機とは?】

2024.08.17

ブログ

はじめに

「社長が営業の主役である会社」という言葉に
心当たりがある経営者やマネージャーの方も
多いのではないでしょうか。

特に、中小企業や不動産業界、住宅販売業界では、
社長自身がトップ営業として会社の売上を
引っ張っているケースがよく見られます。

しかし、そんな状況がもたらすリスクについて
考えたことはありますか?

もし社長が突然倒れたら、
会社の運命はどうなるのでしょうか。


この記事では、
営業を育てることがなぜ重要なのか、
社長が経営に専念することでどれほど
会社にとって有益かを解説します。

そして、実例を交えながら、
社長が営業の主役であり続けることが
もたらす危険性について考察していきます。


よくある悩み

多くの中小企業やスタートアップでは、
社長自身が営業の第一線に立ち、
会社の売上を支えている状況がよくあります。

そんな経営者の方々にとって、
日々の営業活動に追われることは
当たり前になっているかもしれません。

しかし、ふと立ち止まって考えてみてください。

このままの状態が続いた場合、何が起こるでしょうか?

例えば、毎日自らが営業に奔走し、社員に営業を任せる
時間も取れないという方もいるでしょう。

そんな状態では、常に売上のプレッシャーを一人で背負い、
もし体調を崩したり、長期休暇が必要になった場合には、
会社の売上が一気に落ち込むリスクが常につきまといます。

また、短期的な業績に追われるあまり、
将来的なビジョンや経営戦略に時間を
割く余裕がないという方もいらっしゃるでしょう。

このような不安や悩みを抱えている経営者は
決して少なくありません。

特に、家族経営や小規模な会社では、
社長が全ての責任を負うことが当たり前の
ようになっていることもあります。

しかし、その状態を続けることが本当に
会社の未来を守ることにつながるのでしょうか?


結論

では、どうすればこの状況から抜け出せるのでしょうか?

答えは明白です。

営業を育て、社長が現場から離れることです。

営業を育成することで、まず一つ目のメリットは、
会社の売上が安定することです。

営業スタッフが育てば、
彼ら彼女らが自らの力で売上を上げられるようになり、
社長一人に依存する体制から脱却できます。

これにより、社長は万一の事態に備え、会社全体の
方向性を考える時間を確保できるようになります。

また、営業を育てることで、
社長が経営に専念できるようになります。

経営者としての本来の役割は、会社の戦略を考え、
長期的なビジョンを描くことです。

しかし、現場に出続けていると、
こうした戦略的な思考ができなくなり、
その場しのぎの対応に追われてしまいます。

これでは、会社全体の成長は望めません。

さらに、営業の育成は社員の成長にもつながります。

自ら考え、行動する営業スタッフを育てることで、
会社全体がより自立した組織となり、
強い基盤を築くことができます。

これにより、社員一人ひとりが責任を
持って行動するようになり、
結果として会社全体のパフォーマンスが向上します。


3つの理由

1.トップ営業の社長が倒れた時

トップ営業の社長が倒れると、
会社全体の売上が急激に減少するリスクが高まります。

特に、社長一人に売上が依存している場合、
他の社員がそのギャップを埋めることは難しいでしょう。

売上が減少すれば、経費の支払いも滞り、最悪の場合、
会社の存続すら危ぶまれます。

2.営業スキルと経営スキルは違う

多くのトップ営業マンが独立し、会社を設立していますが、
営業スキルが経営スキルに直結するわけではありません。

その結果、経営に専念できず、
現場の営業活動に追われてしまいます。

これが、会社全体の成長を妨げる大きな要因となります。

3.計画的な経営をしないと?

社長が現場に出続けることで、
戦略的な思考が疎かになり、
その場しのぎの経営が続く結果、
会社の成長が止まってしまうことがあります。

短期的な利益に追われるあまり、
将来的なビジョンが見失われ、
結果として競争力が低下してしまいます。


3つの根拠

根拠1: 数字に依存した経営の限界

社長が一人で売上を稼ぐことが、
長期的には会社全体の停滞を招くリスクが高まります。

数字が取れないと、
経営自体が止まるという現実が待っています。

売上に依存した経営では、安定性がなく、
常に危機にさらされることになります。

根拠2: 営業力と経営力の違い

営業ができれば経営もできるという誤解が存在しますが、
営業力だけでは経営を成功に導くことはできません。

経営には戦略的な視点と計画が必要です。

営業力は一つのスキルに過ぎず、
それだけで全体を管理することは不可能です。


根拠3: 社長の営業に依存した経営

社長の営業に依存した経営では成長は望めません。

計画的な営業育成と数字の安定が、
会社の成長を促進するためには不可欠です。

無計画な経営は、会社の将来を不安定にし、
最終的には経営破綻を招く可能性があります。


実例

ここで、実際にあった事例を紹介します。

ある不動産会社では、
売上の約65%を社長が一人で担っていました。

その社長は、トップ営業として常に現場に出て、
お客様との関係を築き、売上を確保していました。

しかし、起業4年目のとある日、
突然の病気で社長が倒れ、営業活動がストップ。

結果として、会社はわずか数ヶ月で衰退し、
最終的には倒産に至ってしまったのです。

このようなケースは、
特に不動産業界や住宅販売会社で多く見られます。

私自身も、不動産会社で働いている多くの経営者から、
同様の状況について相談を受けた経験があります。

社長が営業の中心となっている会社は、
往々にして自転車操業に陥りやすいのです。

つまり、売上が社長一人に依存しているため、
何かトラブルがあったときに会社全体が
立ち行かなくなるリスクが非常に高いのです。


まとめ

「社長が営業の主役でいいの?」という問いに
対する答えは明確です。

いいえ」、決して良くはありません。

営業を育て、安定した売上を
見込める体制を作ることこそが、会社の未来を
守るために不可欠なステップです。

社長が倒れたとき、
会社が抱える本当の危機に直面しないためにも、
今こそ営業の育成に力を入れるべきです。

さらに、営業の育成を進めることで、
社員一人ひとりが自らの責任を持って
行動するようになり、会社全体がより
自立した組織へと変わります。

これにより、社長が現場に出なくても、
会社が安定して成長を続けられる体制が整います。

社員が育つことで、
会社全体のパフォーマンスも向上し、
経営者が経営に専念できる環境が整うのです。

実際に、営業育成に成功した企業では、
社長が現場から離れ、経営に専念することで、
長期的なビジョンに基づいた戦略を実行に
移すことができています。

この結果、会社全体の成長が加速し、
安定した売上と強固な経営基盤が築かれています。


最後に

社長が営業の主役であり続けることは、
短期的には効果があるかもしれません。

しかし、長期的に見ると、会社の成長を阻害し、
危機を招く可能性が高いのです。

営業を育てることが、会社の未来を守るための
最も重要な取り組みです。

営業スタッフを信頼し、
彼ら彼女らに成長の機会を与えることで、
社長自身も経営に専念できる環境が整います。

この取り組みこそが、会社を永続的に発展させ、
社長自身が健康で安定した経営を続けるための
鍵となるでしょう。

経営者が現場に出続けるのではなく、
経営の全体像を見据えた戦略を練り、
社員が自らの力で成長していける環境を
作ることが、会社の将来にとって最も大切なことです。

今こそ、営業を育てることで会社の基盤を強化し、
持続可能な成長を実現する時です。

それが、社長自身と会社全体を守るための最善の選択です。


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