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【話せば話すほど遠ざかる…?顧客を置いてけぼりにしないヒアリング術!】

2024.09.04

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はじめに
住宅販売や不動産売買における営業の現場では、顧客とのコミュニケーションが成功の鍵を握ります。
特にヒアリングは、顧客のニーズを正確に把握し、最適な提案を行うための重要なステップです。

しかし、ヒアリングが不十分なままに進めたプレゼンテーションは、顧客を遠ざけるリスクを伴います。
この記事では、ヒアリングの重要性と、それを怠った際の危険性について解説し、効果的なヒアリング術を学ぶための具体的な方法を紹介します。


よくある悩み5つ
1.顧客との会話が続かない
営業マンとして、顧客との会話が途切れてしまい、適切なタイミングで次の質問を投げかけることができない。

2.プレゼン後に顧客が消極的になる
プレゼンテーションを行った後、顧客の反応が鈍くなり、商談が進まなくなってしまう。

3.顧客の本音が引き出せない
顧客が表面的な希望を述べるだけで、本当のニーズや懸念を言い出さない。

4.提案内容が的外れだと感じる
自分が行った提案が顧客の期待に沿わず、結果として契約に至らないことが多い。

5.顧客からの信頼が得られない
自分の努力や知識を活かしても、顧客からの信頼を得ることができず、リピートや紹介が増えない。


問題の原因
これらの悩みの根本的な原因は、「ヒアリングの不足」にあります。多くのセールスパーソンは、ヒアリングを「そこそこ」行っただけで満足してしまい、十分な情報を引き出せていないことが多いです。
ヒアリングは、単なる質問のやり取りではなく、顧客の潜在的なニーズや不安を探るための深掘りが求められます。
顧客の話を聞かずに、営業マン自身の話をしすぎると、顧客は自分が無視されていると感じ、信頼関係が築けなくなります。

また、セールスプロセスにおいて、各段階の重要度は以下のように分けられます。

40% 信頼構築 
30% ニード喚起
20% プレゼン
10% クロージング

このように、全体の70%がヒアリングに依存していると言えます。素晴らしいプレゼンテーションや強力なクロージングも、すべてはヒアリングの完成度にかかっています。
ヒアリングがしっかりと行われていれば、信頼構築やニード喚起がスムーズに進み、その結果としてプレゼンテーションが効果を発揮し、クロージングも自然に成功します。


機会損失
ヒアリングが不十分な状態でプレゼンテーションを行うと、以下のような機会損失が生じます。

1.商談の失敗
顧客のニーズに合わない提案を行うことで、商談がまとまらず、成約率が低下します。

2.顧客の信頼を失う
顧客が「自分の話を聞いてくれない」と感じると、その営業マンに対する信頼が失われ、再び取引する可能性が低くなります。

3.顧客の紹介やリピートが減少
信頼を失った顧客は、他の潜在顧客にその営業マンや会社を紹介することはなくなり、紹介やリピートのチャンスが減少します。

4.ブランドイメージの低下
ヒアリング不足により、顧客に不満を抱かせると、企業全体のブランドイメージにも悪影響を与える可能性があります。


解決策
ヒアリング不足がもたらすこれらのリスクを回避するためには、以下の解決策が必要です。

1.顧客との信頼関係を構築する
ヒアリングを通じて、顧客のニーズや悩みを理解する姿勢を示すことで、顧客は「この人は自分を理解してくれている」と感じ、信頼を寄せるようになります。

2.顧客の潜在的なニーズを引き出す
表面的なニーズだけでなく、顧客が自覚していない潜在的なニーズを引き出すための質問を用意しましょう。例えば、「将来的にどのようなライフスタイルを望んでいますか?」といった質問で、顧客の将来像を引き出すことが可能です。

3.ヒアリングのフレームワークを活用する
効果的なヒアリングを行うためには、一定のフレームワークを用いることが有効です。
例えば、「現状の課題→その課題がもたらす影響→理想の未来」という順序で質問を展開することで、顧客の本音を引き出すことができます。


理由3つ

1.は「自分を理解してくれる人」を信頼する
多くの顧客は、自分の話をしっかりと聞いてくれる営業マンに対して信頼を寄せます。
これは、顧客が自己重要感を感じるからです。
営業マンが顧客の話を丁寧に聞き、その内容を理解していることを示すことで、顧客はその営業マンに対して強い信頼を抱きます。

2.セールスの70%は信頼とニード喚起に依存している
セールスの成功は、顧客との信頼関係と、顧客のニーズを引き出すことに大きく依存しています。
ヒアリングを通じてこれらを確立することができれば、商談の成功率は飛躍的に向上します。

3.ヒアリングのミスは取り返せない
一度、ヒアリングが不十分なまま進んでしまうと、後から修正するのは非常に難しいです。
顧客の信頼を失うと、その後のフォローアップも効果が薄れ、商談が成立しないことが多くなります。


3つの根拠

1.心理学的観点からの信頼の形成
心理学では、「ミラーリング効果」という概念があります。これは、人が自分に似た行動や思考を持つ相手に親近感を抱く現象です。
ヒアリングを通じて顧客の話を理解し、その言葉を反復することで、顧客は「自分を理解してくれる」と感じ、信頼関係が強化されます。

2.セールスデータに基づく成功事例
成功しているセールスパーソンの多くは、ヒアリングに時間をかけ、顧客の本音を引き出すことに注力しています。
彼らは、顧客の信頼を得ることで高い成約率を維持しており、その成功はデータでも証明されています。

3.ヒアリングの重要性を示す実例
ある住宅販売会社で行われた調査によれば、ヒアリングを重視した営業チームは、他のチームに比べて成約率が20%以上高かったことが確認されています。この結果からも、ヒアリングの重要性が明らかです。


ワンポイント
今後の商談において、まず最初に行うべきは、顧客の話に耳を傾けることです。
顧客が何を求めているのか、どんな悩みを抱えているのかをしっかりと把握することで、最適な提案が可能になります。
次の商談では、ヒアリングに時間をかけ、顧客との信頼関係を築くことを意識してみてください。それが、商談成功への第一歩となるでしょう。


まとめ
ヒアリングは、単なる会話の一部ではなく、商談の成否を左右する重要なプロセスです。
ヒアリングが不十分であると、顧客は自分の話を理解してもらえていないと感じ、信頼を失うことになります。
逆に、ヒアリングを通じて顧客の本音を引き出し、最適な提案を行うことで、商談の成功率は飛躍的に向上します。
次の商談では、ヒアリングの質を高め、顧客との信頼関係を築くことに注力しましょう。


この記事を読んで、ヒアリングの重要性を再認識されたでしょうか?
次回の商談では、ぜひこの記事で紹介したヒアリング術を実践してみてください。

もし、さらに詳しいヒアリング技術や、顧客との信頼関係を構築する方法について学びたい場合は、当社お問い合わせください。
貴社の営業スキルを一段と引き上げ、成功へと導くお手伝いをいたします。

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