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【聞きたいのはそんな話ではない!顧客と営業のGAPをあなたは知っていますか?】

2024.09.24

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はじめに
営業の現場では、顧客と営業の視点には大きな違いがあります。
このギャップが埋まらない限り、どれだけ素晴らしい商品を提供していても、顧客の心には響きません。
多くの営業パーソンは「売る」ことにフォーカスしてしまい、顧客の本当のニーズを見失っています。

では、顧客が本当に求めているものとは何でしょうか?実は、彼らは商品やサービスそのものに興味があるのではなく、自己の問題解決にこそ関心を寄せているのです。

この記事では、顧客と営業の視点の違いを深掘りし、そのギャップを埋めるための具体的なアプローチを提案します。


よくある悩み5つ
まず、営業パーソンが日々感じている代表的な悩みを整理してみましょう。これらの悩みは、顧客とのコミュニケーションのズレから生まれています。

1.顧客が真剣に話を聞いてくれない
自分ではベストな提案をしているつもりでも、顧客の反応が薄いことがあります。
これに対して「もっとプレゼンを磨かないと」と思いがちですが、根本的な問題は別のところにあります。

2.クロージングで失敗して契約が取れない
クロージングのスキルが重要だと考え、テクニックを磨いている営業パーソンが多いですが、実際に問題が起こっているのは、クロージングの前段階での顧客とのズレです。

3.顧客の要望が最後まで分からない
何度も面談を重ねても、顧客の本音が見えてこないことはよくあります。
「もう少し踏み込んで話を聞くべきだったのか?」と感じることも。

4.一生懸命に説明しても、興味を持ってもらえない
複雑な商品の説明や、素晴らしい特徴を一生懸命伝えても、顧客はあまり関心を示さない。
これは、顧客が「商品」ではなく「自分自身」に一番関心があることを忘れているからです。

5.プレゼン後の質問が、思っていた内容と違う
プレゼンを終えて、期待していた反応とは全く異なる質問を顧客が投げかけてくる。
「今、それを聞きたいのか?」と戸惑うことがよくあります。


問題の原因
上記の悩みは、全て営業と顧客の視点のギャップから生じています。
営業は「商品を売る」という目的に集中するあまり、顧客が何を求めているのか、どのような問題を抱えているのかを見逃してしまいがちです。
特に、以下の点が原因として挙げられます。

1.顧客の話を十分に聞いていない
営業パーソンは顧客に「話を聞かせる」ことばかりにフォーカスし、顧客が本当に何を望んでいるのかを掘り下げて聞き取れていないケースが多いです。

2.商品の説明に終始してしまう
プレゼンや商品説明に時間をかけすぎ、顧客が持つ潜在的な不安や問題を引き出す機会を失っている場合があります。
商品やサービスの特徴を説明することに没頭しすぎると、顧客との共感が生まれません。

3.顧客の自己関心を見誤っている
顧客は住宅や不動産そのものに興味があるのではなく、それを通して解決したい「自分の問題」にしか興味がありません。
しかし、多くの営業は商品の魅力にフォーカスしすぎて、顧客が本当に求めている解決策を提供できていません。


問題を放置した先の機会損失

1.成約率の低下
顧客が自分の問題にフォーカスしてくれる営業パーソンを探しているため、その期待に応えられない営業は契約を取り逃してしまいます。

2.顧客満足度の低下
顧客は住宅や不動産そのものよりも、自分の問題が解決されることに関心があります。
そのため、顧客の抱える課題や不安に対して的確な提案をできないと、満足度が下がります。
住宅や不動産の購入は一生に一度の大きな決断であるため、信頼されることで口コミや紹介といった形で新たな顧客を呼び込むことが期待できます。

3.口コミや紹介が減少する
住宅販売や不動産売買ではリピートが少ないため、顧客との良好な関係を築けないと、口コミや紹介のチャンスを失う可能性があります。
顧客に満足してもらえなければ、次の取引につながる新しい顧客を紹介してもらえないため、ビジネスの成長が停滞します。


解決策
1.ヒアリングに徹底的に時間をかける
多くの営業は、顧客との最初の接触で早く提案に進もうとしますが、顧客の本音を引き出すためには、最初のヒアリングにじっくり時間をかけることが必要です。
顧客は、どんなに優れたプレゼンをされても、「この営業パーソンは自分のことを理解してくれている」と感じなければ、心を開いてくれません。
ヒアリングでは、顧客の感情的な背景にまで踏み込み、「本当に何が心配で、何を望んでいるのか?」という深層部分を引き出すことが重要です。
特に、住宅や不動産購入は人生の中で最大の買い物の一つです。
そのため、表面的な質問ではなく、顧客のライフスタイル、将来のビジョン、家族構成などの情報をじっくり聞き出し、提案に反映させる必要があります。

2.問題解決にフォーカスする
顧客のニーズを理解するためにヒアリングを深めた後は、そのニーズを具体的な問題解決に結びつけましょう。
住宅販売や不動産購入の際、顧客はしばしば物件そのもの以上に、生活全体や未来を見据えた問題解決を期待しています。
例えば、「どれだけ快適に生活できるか?」、「家族が成長したときにこの家は対応できるか?」といった問題にフォーカスすることで、顧客はその物件が自分の将来を支えるものだと理解します。
営業パーソンが単に物件の利点を説明するだけでなく、顧客が直面するであろう問題に対して、いかにその物件が解決策となるかを示すことが大切です。

3.顧客の関心を引き出す質問を投げかける
質問の力は非常に強力です。優れた質問は、顧客自身が気づいていなかった問題や価値観に気づかせることができます。
「この物件を選んだ理由は何ですか?」、「将来的に家族の変化をどのように考えていますか?」といった質問を投げかけることで、顧客は深く考えるきっかけを得られます。
質問は、ただ情報を集めるためのものではなく、顧客の思考を促し、彼らが自分のニーズをより具体的に把握する手助けをするために使うべきです。質問を通して顧客自身が問題を明確にし、その解決に向けた道筋を共に探ることが、信頼関係を築く重要な要素です。


3つの理由

1.顧客は自己の問題解決にしか関心がない
人間は、どんなに優れた商品やサービスを提供されても、自分自身の問題が解決されない限り、関心を持たない傾向にあります。
これは心理学的にも裏付けられており、顧客は自分の生活にどのように影響を与えるかに重きを置いています。
特に住宅購入は、生活の質や家族の将来に直結するため、顧客は家そのものよりも、生活全般をどのように改善できるかに興味を抱きます。
この点を理解し、営業は商品やサービスではなく、顧客の未来像に向けた提案をすべきです。

2.商品説明は後回しでよい
商品説明に重点を置く営業パーソンは多いですが、それは顧客の心を動かす上ではあまり効果的ではありません。
顧客が真に求めているのは、物件の表面的な特徴ではなく、自分が抱えている悩みや不安を解決できるかどうかです。
したがって、商品説明は後回しにして、まずは顧客のニーズや問題点にフォーカスすることで、顧客の心に響く提案を行うことができます。
提案を通して、商品が問題解決にどのように貢献するのかを具体的に示すことが重要です。

3.信頼はヒアリングから生まれる
顧客は、「この営業パーソンは自分の話をしっかり聞いてくれている」と感じた瞬間に信頼を寄せます。
ヒアリングは単なる情報収集ではなく、信頼を築くための重要なステップです。
顧客の話を遮らず、真剣に耳を傾けることで、顧客は自分の意見が尊重されていると感じます。その結果、営業パーソンに対する信頼感が増し、最終的に契約へと繋がるのです。


3つの根拠

1.購買心理学のデータ
複数の購買心理学の研究によると、顧客は自己の問題が解決されることに強い関心を持っています。
例えば、「マズローの欲求段階説」によれば、人間は自分の安全や生活の安定を最優先に考えるため、商品やサービスを選ぶ際に、そのものが自分にとってどのような安心や安定をもたらすかが最も重要な要素となります。
住宅購入の際も、顧客がその家を選ぶ理由は、自分や家族の将来の安全・安心が最優先されているからです。

2.営業パーソンの成功事例
成功しているトップ営業パーソンの多くは、商品説明に時間をかけるのではなく、顧客との対話やヒアリングを重視しています。
例えば、ある大手不動産会社で成約率が最も高い営業パーソンは、1回の商談で1時間以上かけて顧客の話に耳を傾けることが多いです。
その結果、顧客は自分のニーズが深く理解されていると感じ、その営業パーソンに強い信頼を寄せます。
このようなヒアリング重視のアプローチは、信頼関係の構築に直結しているのです。

3.ヒアリングの力が信頼を生む
顧客は「自分の話をしっかり聞いてくれる」と感じたときに、営業に対する信頼が大きく増します。
信頼関係が築けた営業パーソンは、顧客に対して提案の柔軟性を持たせることができ、顧客の不安を解消するための最適なアプローチを提示できます。
信頼を得ることで、顧客との長期的な関係性が築かれ、紹介や口コミに繋がる結果を生み出すのです。


まとめ
営業活動において最も重要なことは、顧客との視点の違いを理解し、そのギャップを埋めるために適切なアプローチを取ることです。
顧客は商品そのものに興味があるわけではなく、自分の生活や問題がどのように改善されるかに強い関心を持っています。
営業パーソンがこの点を理解し、顧客の本音を引き出すためのヒアリングや、問題解決にフォーカスした提案を行うことで、成約率は大きく向上します。

顧客は「話を聞きたい」のではなく、「話を聞いてほしい」のです。
顧客の話に真剣に耳を傾け、その問題を深く理解し、解決策を提供することで、信頼関係を築くことができます。
この信頼関係こそが、口コミや紹介を生む原動力となります。
特に住宅販売や不動産売買ではリピートが少ないため、一度の取引でしっかりと信頼を得ることが、将来的なビジネスの成長に繋がるのです。

営業パーソンとして、顧客の問題解決に徹底的に向き合い、顧客の期待を超える提案を行うことが重要です。
それが、他の営業との差別化を図り、顧客に選ばれる営業パーソンになるための鍵です。

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