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【営業マネージャー必見!チーム全体の数字を上げるPDCA活用術】

2024.11.09

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はじめに
営業マネージャーとしてチーム全体の業績向上を図る際、日々の業務効率を上げるために重要なのが「PDCAサイクル」の活用です。
しかし、PDCAサイクルを取り入れても効果が見えないと感じるマネージャーの方も多いのではないでしょうか。
実は、PDCAをただ回すだけでなく、細かい工夫と改善を重ねていくことが、チーム全体の成果を大きく変えるポイントなのです。

本記事では、営業チームにおけるPDCAサイクルの効果的な使い方と、成果を出すための具体的なアプローチを解説していきます。
短時間で業務計画と改善ができるこの方法で、あなたのチームのパフォーマンスを最大化しましょう!


よくある悩み5つ
営業チームが抱えがちな課題として、次のような悩みがよく挙げられます。

1.営業目標に対する進捗の遅れ
営業目標がなかなか達成できないのは、マネージャーにとってもメンバーにとっても大きなストレスです。
全力で取り組んでいるのに数字が伸びないと、メンバーは「自分の努力が報われないのでは?」という不安や焦りを感じてしまいます。
このような状況が続くと、やる気を保つのが難しくなり、モチベーションの低下がチーム全体に広がってしまいます。

2.メンバー間での成果のばらつき
チーム全体で同じ目標に向かって努力しているはずなのに、一部のメンバーだけが結果を出していると、チーム全体の一体感が薄れてしまうことがあります。
「どうして自分だけうまくいかないんだろう」と落ち込むメンバーもいれば、「何が違うんだろう」と焦るメンバーもいるでしょう。
これが積み重なると、チームの中で暗黙のうちに競争意識が芽生え、協力し合う風土が崩れてしまいます。

3.計画立案の非効率さ
目標達成のために何をすべきか具体的に考えるのが苦手なメンバーもいます。
計画を立てることに時間がかかり過ぎると、実際に行動に移せる時間が短くなり、やるべきことが後回しにされてしまいます。
そのため、せっかくの計画が形骸化し、行動に反映されないまま終わってしまうのです。

4.改善策が定着しない
一度決めた改善策がチーム全体に根付かず、同じミスや問題が繰り返されてしまうこともよくあります。
特に、新しいやり方を取り入れるのが苦手なメンバーがいる場合、どうしても従来のやり方に戻ってしまいがちです。
これが続くと、せっかくの改善の機会が無駄になり、チーム全体の成長が阻まれてしまいます。

5.振り返り不足によるPDCAサイクルの形骸化
忙しさに追われて振り返りが疎かになると、PDCAサイクルがただの形だけのものになってしまいます。
忙しい日々の中で、「振り返りをする時間がない」と感じることもあるでしょう。
しかし、これを放置すると、進捗や課題が把握しづらくなり、気づかぬうちに問題が蓄積してしまうのです。


問題の原因
これらの問題の根本原因として考えられる要因は以下の通りです

1.目標と行動のミスマッチ
営業チームが目指す目標が曖昧で、具体的な行動計画が伴わないことが多く、結果が出ない原因になります。
目標を明確に設定し、具体的な行動に落とし込まなければ、日々の努力が成果に結びつきにくいのです。

2.コミュニケーションの不足
メンバー間での情報共有が少なく、進捗確認やフィードバックが不十分なため、成果のばらつきが生じます。
特に、属人的な働き方が浸透している場合、一部のメンバーが業務を独自の方法で進めてしまい、全体の成果に悪影響を及ぼすことがあります。

3.PDCAサイクルの実践不足
PDCAサイクルが一貫して実施されず、特に「Check(評価)」と「Act(改善)」のプロセスが疎かになることで、業務の進展が滞ります。
これにより、問題が未解決のまま放置され、再発することが多くなってしまいます。


問題を放置した先の機会損失
これらの問題を放置すると、組織全体として以下のような機会損失が発生します。

1.業績低迷による経済的損失
目標未達成が続くと売上の低下や顧客離れが加速し、長期的な成長に悪影響を及ぼします。
特に、顧客が他社に流れてしまうことで、取り返しのつかない損失が生じる可能性があります。

2.組織内の士気低下と人材流出
成果が出ない状況が続くとメンバーのモチベーションが低下し、離職率が高くなってしまいます。
やりがいを感じられなくなったメンバーが次々と退職してしまうと、会社としても大きなダメージを受けることになります。

3.市場競争力の低下
他社が営業力を強化している中、自社の営業チームが成果を出せなければ、競争力が低下し顧客のシェアを奪われてしまいます。
これが続くと、会社全体の成長が見込めなくなってしまいます。

解決策
1.朝の5分で「Plan(計画)」を立てる
毎朝の5分間を活用して、一日の営業活動における具体的な目標とアクションプランを策定します。
たとえば、今日中に訪問する顧客や行うべき商談の具体的な目標を設定し、それを達成するための行動(訪問時間の調整、必要な資料の確認など)を明確にすることで、無駄のない一日が過ごせます。
また、短時間でプランを立てる習慣をつけることで、計画力が自然と向上し、業務の優先順位が的確に判断できるようになります。

2.「Do(実行)」で計画を着実に遂行する
計画通りに実行することが、成果を上げるためには欠かせません。
ただし、「完璧を目指す」よりも「少しずつ進める」という考え方が大切です。たとえ小さな一歩でも、確実に行動を起こし、積み重ねていくことで、やがて大きな成果へとつながります。
メンバーにとっても、無理のない「ベイビーステップ」で目標達成を目指す方が、やりがいと達成感を感じやすくなります。

3.業務終了10分前の「Check(評価)」
一日の終わりに10分間を使って、その日の行動が目標に対してどうだったかを振り返ります。
振り返りの際は、事実と解釈の順番を守ることが重要です。
たとえば、「顧客と打ち合わせをした」という事実をまず確認し、その上で「打ち合わせがどうだったか」を自己評価します。
この順序を守ることで、客観的な視点で業務を評価しやすくなり、感情的な判断による誤解を防ぐことができます。

4.「Act(改善)」で次の日のプランに活かす
振り返りで得た改善点を基に、次の日のプランに反映させます。
ここでの改善はあくまで「試行」であり、完璧である必要はありません。
行動してみてからその結果をもとに最適な解決策を見つけ出すことが大切です。
小さな改善を繰り返し、最適解を導き出していくことで、チーム全体のレベルが徐々に引き上がります。


3つの理由
1. 短期間で効果が実感できる
PDCAサイクルは、日々の業務の中で計画・実行・評価・改善を繰り返すプロセスであり、その性質上、成果が早期に現れやすいです。
例えば、営業メンバーが毎日具体的な目標を設定し、振り返りを通じて「何がうまくいったか」「何を改善するべきか」を明確にすることで、短期間でのパフォーマンス向上が実現します。
また、特に「Check(評価)」を通じて目標達成のために必要な行動が可視化されるため、PDCAサイクルを回し始めてから数週間で改善が見られることが多いです。
この効果が現れると、メンバーが「このやり方で結果が出るんだ」と実感でき、さらなる改善意欲が湧き出します。
業績向上が日々の成長とリンクすることで、メンバーのやる気が引き上げられ、結果的にチーム全体のパフォーマンスも向上するのです。

2. メンバーのモチベーション向上
PDCAサイクルを通じてメンバー個々の成長を促すことが、結果的にモチベーションを大きく向上させます。
毎日の「Plan(計画)」と「Do(実行)」で具体的な目標とアクションに取り組むことで、メンバーは日々成長を実感しやすくなります。
そして、「Check(評価)」で自分の成果を振り返ることによって、「自分のやり方で結果が出ている」という自己肯定感が生まれます。
特に営業職では、成果が出ると目標達成への充実感や成長実感が得やすいですが、その過程でつまずくことも多い職種です。
PDCAを繰り返すことで、メンバーが主体的に成長を意識し、「自分も改善を重ねれば結果が出る」と実感できることが、モチベーションの継続に繋がります。
また、チーム全体で定期的に振り返りを行うことで、成功体験が共有され、互いに励まし合いながらモチベーションを維持できる環境が整います。

3. チームの一体感が高まる
PDCAサイクルは個人だけでなく、チーム全体で行うと、メンバー間の信頼感や一体感が強化されます。
各メンバーがPDCAサイクルを実践していることで、共通の目標や課題意識が生まれ、互いにフィードバックをし合う環境が整います。
例えば、定期的な「Check(評価)」で行われる成果の共有や課題の発表によって、「どうすればチーム全体が成長できるか」を議論する場が増えるのです。
また、PDCAサイクルを全員が実践することで、メンバーが自分の進捗や改善点をオープンに共有しやすくなり、チーム内での信頼感が向上します。
これにより、メンバーが一体となって取り組む姿勢が育まれ、チームとしての成果も高まります。個人の努力がチーム全体の成果に寄与することを実感できる環境が、一体感をさらに強固にするのです。

3つの根拠
1. 明確な目標設定による行動の一貫性
明確な目標を設定することで、メンバーが一貫した行動を取りやすくなります。
営業活動は日々のタスクが多岐にわたるため、具体的な目標がなければ効率的な行動が難しくなりがちです。
しかし、PDCAサイクルの「Plan(計画)」において明確な目標設定を行うことで、日々の行動がぶれることなく、目的に対して一貫性を保ちやすくなります。
たとえば、毎日の営業訪問先を「売上拡大につながる有力顧客」に絞るといった具体的な計画を立てれば、訪問時の成果が高まり、無駄な行動が減ります。
目標と行動が一致していると、メンバーは「計画が功を奏した」と成果を実感しやすく、それがさらなる行動の一貫性へと繋がります。
PDCAサイクルを活用することで、営業活動における時間と労力が効率化され、日々の業務がスムーズに進むのです。

2. 定期的な振り返りによる問題点の早期発見
PDCAサイクルにおける「Check(評価)」を毎日行うことで、問題点が早期に発見されるため、迅速な軌道修正が可能になります。
特に、日常的に小さな改善を繰り返すことで、より大きな問題に発展する前に対処できる点が大きな強みです。
たとえば、「今月の売上目標に対して進捗が芳しくない」という状況をすぐに察知できれば、具体的な改善策を立てて即実行に移すことができます。
このようにPDCAサイクルで日々振り返りを行うことで、個々の営業活動が細かく評価され、改善すべきポイントが見つかりやすくなります。
また、定期的に振り返りを行うことで、過去の経験や失敗を教訓として活かしやすくなり、チーム全体の成長へと繋がるのです。
課題が発見されやすい仕組みが、チームの課題解決力を高める大きな要因になります。

3. 改善の積み重ねによる継続的な成長
PDCAサイクルの真の価値は、改善を継続的に積み重ねることにあります。
毎日少しずつの改善を続けることで、メンバーのスキルや知識が着実に蓄積され、最終的にはチーム全体の実力が底上げされます。
例えば、毎日の振り返りで「顧客対応の改善点」を見つけ出し、その日の内に小さな改善を積み重ねていけば、やがて顧客満足度も向上し、結果的に売上にも大きく貢献することになります。
継続的な成長を実現するために、PDCAサイクルは「習慣化」を目指すべきです。
日々の改善が自然と日常業務に組み込まれることで、成長が途切れることなく続きます。このサイクルをチーム全体で共有することで、個々の成長がチームの総合力として反映され、組織全体の成果へとつながります。改善の積み重ねが、組織全体の競争力を向上させる要因となるのです。


まとめ
営業チームの成果を最大化するためには、日々の業務にPDCAサイクルを組み込み、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)を徹底することが重要です。
特に、毎朝の5分で計画を立て、終業前の10分で振り返るという時間管理が、効果を生むカギとなります。
この小さな時間投資が、営業成績の飛躍的な向上を実現する重要な手段です。
また、PDCAサイクルをチーム全体で共有することで、一人ひとりの行動が成果に結びつきやすくなり、個人の成長がチーム全体の強みへと変わっていきます。
組織全体での一体感を強化し、日々の業務の中で少しずつ改善を重ねることで、長期的に持続可能な成長が実現できるでしょう。

本記事を読んで「PDCAサイクルの導入がうまくいくのか不安だ」と感じた方もいるかもしれません。
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